偏光サングラスは、今では釣りを楽しむ人の多くが掛けていると言っても過言ではないでしょう。
天候によりレンズの色を変えることで見え方もかなり違ってきます。
実際の釣りでも、偏光サングラスを掛けて水中を見ればこれまでと見え方も変わるしこれまでスルーしていたポイントも一目瞭然とばかりに見えてしまうことも多いです。
最近の釣り用に販売されている偏光サングラスは、オシャレでカッコいいモデルもあるので、車の中や街中でも使っても全然平気になっています。
釣りダネ管理人も、偏光サングラスを何本か用意して釣りに行っていますよ。
では、多くの釣り人に愛用されている偏光サングラスについて解説していこうと思います。
偏光サングラスとは、いったい何?
一般的には、偏光サングラスというより「偏光グラス」と呼ばれ、釣り具屋さんに行くと「偏光」と言うだけで通用するサングラスで、釣り人の多くが使用しています。
偏光サングラスには、「偏光レンズ」が使われていて晴天の日に水面から反射される、あの眩しい太陽の反射光だけをカットしてくれます。
この反射の光が無くなることで見えなかった物が見えるようになります。
特にこの違いが解るのは、車に乗っているときに掛けると、すれ違う車の相手の顔が良く見えるようになります。
偏光サングラスの色について
偏光サングラスで気になるところは、メガネのフレームの形もそうだけど色は何色を選んだらいいの?かが一番気になるところではないでしょうか。
魚の釣り方に様々な釣り方があるのと同じように、偏光サングラスにも様々な色があります。
もちろんすべての色を用意する必要はありませんが釣りにはまり込んでくると、レンズの色も自然に増えてきます。
メーカーにより様々な呼び方がありますが、代表的な色を紹介していきます。
トゥルービュースポーツ(グレーとブラウンの中間色)
オールマイティに使えて一番人気のレンズカラーになります。
色合いは、明るめのグレーとブラウンの中間色になりほどよく自然な感じでくっきりした見え方をします。
晴天に強いレンズですが、朝夕マズメや雨天・曇天にも使うことが出来ます。
トゥルービュー(明るめのグレー)
いわゆるグレー(灰色系)の色になり自然な見え方になります。
偏光サングラスの色で景色が染まるのが嫌な人にはピッタリなレンズの色になります。この色も晴天に強いレンズですが、朝夕マズメや雨天・曇天にも使うことが出来ます。
アクションコパー(明るめの赤茶色)
赤茶色系のレンズになりますが、クッキリとした見え方を望む人向きです。
特に赤・オレンジ・ピンク系の色が見やすくなり、コントラストが強調されるのでサイトフィッシングを主体にする人におすすめです。晴天に強いレンズですが、人により朝夕マズメのローライト時は見えにくいかもしれません。
ラスターブラウン(明るめのブラウン)
茶色系のレンズで水中の障害物などが、「クッキリ」した見え方になります。
他の色と比べるなら、トゥルービュースポーツよりクッキリ見え、アクションコパーよりまろやかに見えるレンズの色になります。シャローのサイトをメインにした釣りに向いています。
イーズグリーン(黄色がかったグリーン)
グリーンだけでなくイエローも入っている感じの色で、明るく自然な見え方をします。
特に雨や曇りの日、朝夕マズメのうす暗い時間帯などの釣りに大人気の色になります。もちろん晴天時でも使用可能ですが、「晴天」「雨」の日の使い分けをする色だと感じます。
偏光サングラスのメリット
水中の見え方が変わる
偏光サングラスを使うことのメリットは、水中の見え方が変わるということが一番大きいのです。
よく「魚が良く見えるようになるのか?」聞かれるのですがちょっと違っていて、魚だけに重点を置くのではなく水中の見え方が変わるという事、魚よりも地形やストラクチャー(障害物)の見え方がよくわかるということが最大のメリットなのです。
偏光サングラスを使用することで、倒木や岩だったりウィードだったり、かけ上がりだったりとストラクチャー(障害物)や地形の変化を理解することで、自分の攻めるポイントがどういった場所なのかが解るようになります。
これは、魚を釣るにはとても大切な事で、釣りが上手くなれば、そのポイントのどこに魚がいてどう攻めれば良いのかが出来るようになります。
目の保護にもなる
偏光サングラスだけに限ったことではないが、サングラスをかけることで目の保護にもなります。
誰かのキャストで、根掛りしたルアーが突然外れて自分に向かって飛んでくる、などの場合も、直接目に当たらずにサングラスが保護してくれることがあります。
また、一日中、太陽の反射光を浴びて釣りをしていると目がかなり疲労してきますが偏光サングラスは、太陽の反射光をカットしてくれるので目の疲労も軽減してくれます。
偏光サングラスのデメリット
正直なところ、魚釣りに関しては偏光サングラスのデメリットらしいデメリットが見当たりません。
あるとすれば、釣りダネ管理人の経験も含めて安価な偏光サングラスをした場合に頭が痛くなってきたことがあります。
また、フレームの形状によりレンズの曲がりが大きいと視界の上下左右で違和感が強くなり気持ち悪くなるくなるという事もあります。
あと初めて偏光サングラスを使用する場合は、光の反射が無くなるために距離感が掴みにくかったりすることがあります。慣れてくれば無くなりますが違和感がある時は、一度外して周りを確認することを勧めます。
度付きの偏光サングラスも作れる
釣りをする人にも、視力が悪くメガネを掛けているのでおしゃれでカッコイイ偏光サングラスを掛けることは出来ないと諦めている人もいるのではないでしょうか?
そんな人も安心してください♪
度付きの偏光サングラスを作ることができるんです。確かに金額的に高くなるのは事実ですが、偏光サングラスは一度作れば5年や10年は使うこともできるので、元は取れるはずです。
釣りダネ管理人も、度付きの偏光サングラスを作り使用しています。かれこれ4本も作りましたが、その日の状況で使い分けることができ釣りにも自信が持てるようになりましたよ。
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