発売前からスゴイ話題になった19ストラディックは
お店でもすぐに売れていき、入荷待ち状態になっていたほどです。
19ストラディックは、4年振りのモデルチェンジになりますが、ストラディックはどんな進化をしたのか?
実際に使っているので、その進化を紹介していきます。
また、ライバルになるあのモデルと比較してみましょう。
目次
19ストラディック2500S
●19ストラディックとは
19ストラディックは、2019年7月にシマノから発売された新作スピニングリールです。
前モデル同様に、実売2万円前後で買えるミドルクラスのリールなのですが、中身は前作と比べものにならないハイグレードになっています。
このランクのリールに、シマノ渾身のリール技術を19ストラディックに搭載させるとは、正直ビックリです。
想像以上に詰め込まれた技術をみてみましょう。
●19ストラディックを徹底チェック
19ストラディックは、軽さを求めたリールではなく耐久性を重視したモデルといえます。
シマノの営業の方に、初期制動レベルを続けられるようなリールを作りたかったという話を聞きました。
何でもそうですが、使えば使うほど劣化が始まっていくので、全く初期制動のままということはありませんが
19ストラディックが耐久性アップされたことに間違いはないということです。
軽さを求めるなら「ヴァンキッシュ」を選べばいいですからね。
では、19ストラディックに搭載された技術をみていきましょう。
・マイクロモジュールギヤⅡ
・サイレントドライブ
・ロングストロークスプール
上の画像は、16ヴァンキッシュ2500Sと比べています。
ストロークは19ヴァンキッシュと同じ17㎜なので4~5%くらいの飛距離アップということですが
距離で言うと3~4mほど伸びるくらいなので人により変化無しと感じるかもしれません。
ただし飛距離に関しては、ルアーが飛んでいるようにも感じるが、キャストする人により変わらないと感じるかもしれません。
・Xプロテクト
・ベールまわり
この搭載された技術をみると、ステラや19ヴァンキッシュと同じだと思う人も多いはずです。
しかし、価格が全く違うことを考えれば、使われている素材が違っているのは間違いありません。
とはいえ、この価格のリールに搭載されたスペックを考えれば、十分過ぎる内容です。
気になるところと言えば、これだけの性能を搭載しているのに巻き始めが予想したより重く感じることです。
●19ストラディック2500Sを実際に使ってみた
19ストラディック2500Sをハンドルをゆっくり回してみると確かに滑らかというかシルキーな回し心地がします。
早巻きをしてもギアがしっかり噛んで回っているのが伝わってきて、トルクもありそうに感じます。
まあ、魚とのやり取りをしていない時の感覚は、あまり気にしていませんがこの金額のリールなら問題なし!というか上出来すぎる回転をしています。
キャストするとラインがスルスルとガイドを抜けていきます。
この感覚は、ロングストロークスプールに変わったからなんでしょう。
ルアーが気持ち良く飛んでいくのは、ルアーマンにとっては気持ちの良いものです(笑
実際に、40㎝のチヌを掛けてゴリ巻きもしてみましたが、チヌの引きに負けずに力強く寄せてきました。
リールには、まだ力に余裕があり力強さも感じられ、ギアからボディまで剛性が上がっているのを実感できました。
チニングでシャロークランクも使っていますが、マイクロモジュールⅡとサイレントドライブが搭載されたことで、巻き心地も良く、楽にシャロークランクを引き続けることができます。
●19ストラディック2500SとカルディアLT2500との比較
釣り具業界でリールのシェアを争うのは、シマノVSダイワですよね。
19ストラディックのライバルになるリールと言えば?
やはり18カルディアLTになるでしょう。
私も、LTを搭載したカルディアも使っているので、19ストラディック2500Sと18カルディアLT2500Sを比べてみます。
カタログ値をみてみましょう。
19ストラディック2500S | 18カルディアLT2500S | |
価格 | 26,000円 | 22,700円 |
重量 | 220g | 185g |
ドラグ力 | 4kg/9℔ | 5kg |
最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | 78㎝ | 75㎝ |
ハンドル長(mm) | 50㎜ | 50㎜ |
ベアリング数 BB/ローラー | 6+1 | 6+1 |
糸巻量 | PE0.6号-200m | PE0.6号-200m |
実際にPEライン0.6号で投げてみると、19ストラディック方が飛距離が出ているように感じます。(実際に計測していないので感覚的なものです)
●まとめ
19ストラディックは、ここまでやっていいんかい!っていうくらいの機能を搭載しているので、上位モデルが買えないという釣り師にも満足してもらえるリールです。
これから結果が見えてくると思いますが、使った感覚から丈夫さが感じられるので、どれくらい耐久性があるか楽しみになります。
ただ、気になることがあります!!!!
2019年8月に19ストラディックを使いましたが、ステラやヴァンキッシュの間にある「ツインパワー」の存在です。
もちろんストラディックCI4のニューモデルも気になりますが、ツインパワーも耐久性重視型のリールだと思っているので、こちらの新作も気になるのでメーカーの動きにも注目しています。
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